災害避難者の人権ネットワーク

Network for Human Rights of Disaster Evacuees  

カテゴリ: 憲法

論座 (2020年5月10日)
安倍首相の「緊急事態」改憲論 耐えられぬその軽さ
パンデミックという危機に乗じて悲願の改憲を持ち出す政治への既視感~ドイツとの比較
豊 秀一 朝日新聞編集委員
https://webronza.asahi.com/politics/articles/2020050800013.html?page=1
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記事のアドレス http://starsdialog.blog.jp/archives/82908648.html

「国民は憲法を守らなくていい」という誤解が良心的知識人にひろがっている。しかし「国民は憲法を守らなくていい」という規定は憲法のどこにも書かれていない。第 12 条は憲法を守る「国民の不断の努力」を義務づけている。公務員も国民も,憲法を尊重擁護する(遵守する)義務がある。


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東京新聞 (2020年5月3日)
<新型コロナ>緊急事態を強調、改憲狙う自民 「条項」国会関与なく私権制限
https://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2020050390070623.html
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(編集者コメント)
東京新聞はこの記事で「緊急事態条項と緊急事態宣言はまったく別のもの」と断定している。
記事にある説明図では,「自民党改憲案の緊急事態条項」と東京新聞が見出しをつけているが,その原本は自民党が公表している「憲法改正に関する議論の状況について(条文イメージ・たたき台素案)」というものであり,改正しようとする憲法の条文案を示したものではなく,むしろすでに公表している条文案をかくした「イメージ・たたき台素案」である。これだけをもって議論するのだろうか? 条文案をかくした材料では無責任な議論にならざるをえない。あの良心的な東京新聞がこれなのか?

自民党の日本国憲法改正草案(全文)(平成24年4月27日)にはぜひ目をとおしておかなければならない。なぜなら,ここでは「第九章 緊急事態」という条項が精密に用意されており,それにもとづいて発せられるのが緊急事態宣言なのである。両者は,法的根拠(条項)とその実行行為(宣言)という一体のものである。当然,新型インフルエンザ特措法にも,自民党改憲案にも,それぞれに一体のものとして用意されている。
良心的新聞や良心的知識人が,条文案をかくした材料をもとに議論をするなら,お粗末な誤解をひろげることになり,本当に国民投票になったときに有権者が判断をまちがえるおそれがある。惜しい,というか,悲惨なことになる。

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共同通信 (2020年4月10日)
自民党、改憲論議を「強行」
緊急事態の対応巡り推進本部会合
https://this.kiji.is/621168423787545697?c=39550187727945729

日本経済新聞 (2020年4月10日)
緊急事態の改憲論議 自民、野党に呼びかけ コロナ拡大踏まえ 
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57922670Q0A410C2EA3000/
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記事のアドレス 
http://starsdialog.blog.jp/archives/82663962.html続きを読む

POST (2016年7月8日)
災害対応には緊急事態条項が必要らしいと思っているあなたに知ってほしい7つのこと
文: 水上貴央(弁護士)
http://sealdspost.com/archives/4282
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(編集者コメント)
第 2 項に「いざというときほど、政府も自治体も、法律の根拠がなければ人々を助けられないのです。」と書かれているのは正しいが,補足すると,法律とは国内法だけではなく,国際法もふくまれる。たとえば日本が批准している「経済的,社会的および文化的権利に関する国際規約」第11条と社会権委員会の一般的意見では,すべての人に人としてふさわしい適切な居住の権利を保障することは政府の責任であるとされ,正当な理由のない強制立ち退きの違法性が警告されている。これにはホームレスや災害避難者も対象にふくまれる。問題は,日本社会全体が国際法を無視または軽視し,法規範としてあつかっていない,という後進性,抑圧性にある。
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記事のアドレス http://starsdialog.blog.jp/archives/82370328.html続きを読む

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