1万人原告をめざす脱原発アピール
      ---6 月 28 日の「福井地裁判決の報告集会 in 京都」にあたって---
     
皆さまへお知らせとお願い
「福井地裁判決の報告集会 in 京都」実行委員会より


 5 月 21 日,福井地裁で大飯原発の運転差止を命ずる歴史的な判決がでました。
この判決を受けて開かれる「福井地裁判決の報告集会 in 京都」 (6 月 28 日) の実行委員会は,集会趣旨である「1万人原告をめざすアピール」(下記)に賛同される団体,個人を募っています。
■ 6/25 (水) 締切 ■

 賛同される方は,下記宛てにご連絡ください。
ぜひ多くの皆さまの広い賛同をお寄せください。
→ 連絡先 Mail: kyotodatsugenpatsubengodan@gmail.com
    (きょとだつげんぱつべんごだん)
    (「つ」は「tsu」,「ん」は「n」)
→ 現在の賛同団体その他詳細は
    京都脱原発原告団 Web: http://nonukes-kyoto.net

---------------------------------------------------------------------
1万人原告をめざす脱原発アピール
      ---6月28日の「福井地裁判決の報告集会in京都」にあたって---

【福井地裁判決について】
☆ 「福井から原発を止める裁判の会」による大飯原発の運転差止訴訟で,5 月 21 日,福井地裁は,原告勝訴,大飯原発 3,4 号機の運転差止を命ずる判決を出しました。

☆ この福井地裁判決は,憲法上の人格権を最優位において,原子力発電の根源的な危険性を指摘している点で,日本のすべての原発の運転を認めない立場を明示しています。この判決は,全国各地に広がる脱原発をめざす社会的な運動の大きな成果であり,私たちは,この判決の歴史的な意義を確認し,今後の脱原発運動に生かしていく決意です。

☆ 被告の関西電力は判決文をきちんと読んだのかどうかも疑わしいまま,これを不服として直ちに高裁に控訴しています。関西電力には控訴の取り下げを求めるとともに,私たちは,福井判決を高裁でも維持し,発展させるよう,さらに運動を拡げ強めていきます。


【京都地裁の大飯原発差止訴訟について】
☆ 現在,京都脱原発原告団 弁護団が京都地裁に提訴している大飯原発差止訴訟においても,「福井地裁判決」を踏まえて,大飯原発全機の運転差止を命じる「京都地裁判決」を勝ち取るよう奮闘します。

☆ 京都地裁における大飯原発差止訴訟は,2012 年 11 月 29 日に 1107 名の原告で第一次提訴を行いましたが,その後,2013 年 12 月 3 日に 856 名で第二次提訴を行いました。その結果,原告総数は 1963 名になっています。

☆ すべての原発をなくし,再稼働を許さないため,現在,さらに新しい原告を募集しています。脱原発の声を社会的に大きくするため,いっそう大きな原告団をつくる方針をかかげています。1 万人の原告で裁判所を包み込みましょう。今年中に 3 千人の原告団を実現しましょう。


【連帯とネットワークについて】
☆ 私たちは,脱原発を求める日本や世界の人々との連帯をめざします。

☆ 各地域に草の根に広まっている脱原発運動との連帯を強め,さらに,脱原発運動の全国的なネットワークに参加します。

☆ 福島での原発事故の原因が分からないまま,その上,誰一人として責任を取らないまま,日本の原発の再稼働を進めることは,けっして認められません。また,被曝の危険の拡散および国際的孤立,核軍拡競争激化に直結する原発輸出は,即時,中止するよう求めます。世界のすべての原発廃炉を,全世界とすべての人々に訴えていきます。

2014 年 6 月
--------------------------------------------------------------------
「福井地裁判決の報告集会in京都」実行委員会
(呼びかけ)大飯原発差止訴訟 京都脱原発原告団・弁護団
--------------------------------------------------------------------


記事のアドレス http://starsdialog.blog.jp/archives/8576882.html