日本経済新聞 (2020年4月28日)
コロナ再生産数、更新止まった日本 足らぬ集合知
拡大か収束か見通せず
矢野 寿彦
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO58613630Y0A420C2EA1000?n_cid=SNSTW002&s=4
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(本文より)
感染症の研究は進む日本だが、対策に関しては限られた個人に頼らざるを得ない。こうした状況では「集合知」は生まれず、はずれた場合のリスクは大きくなる。脆弱な状況をつくり出したのは、感染症対策の予算を絞り込み、人材育成を怠ってきた国の責任でもある。
(中略)
感染症の研究は進む日本だが、対策に関しては限られた個人に頼らざるを得ない。こうした状況では「集合知」は生まれず、はずれた場合のリスクは大きくなる。脆弱な状況をつくり出したのは、感染症対策の予算を絞り込み、人材育成を怠ってきた国の責任でもある。
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(編集者コメント)
「集合知」とは,いいかえれば「集団指導」といえる。
法的権限も責任もはっきりしない,ごく少数の「専門家」が,政権の意向を忖度しながら対策を指導しているという実態は深く憂慮せざるを得ない。政府や国会は集合知を組織化し,権限と責任をあたえて仕事をさせるべきだろう。
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(関連記事)
日本経済新聞 (2020年4月23日)
米新型コロナ「再生産数」 7割の州で収束方向示す 
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58382040T20C20A4I00000/?n_cid=DSREA001
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記事のアドレス http://starsdialog.blog.jp/archives/82818230.html