東日本大震災8年
ミホプロジェクト祈りのコンサート
「ひまわりの丘」福島の子どもたちとともに

日時 2019 年 3 月 11 日 (月)
 【昼の部】 14:30 開演 (開場 14:00)
  小栗献牧師よりメッセージ/14:46 の黙祷/約 70 分の演奏
 【夜の部】 19:00 開演 (開場 18:30) 約 90 分の演奏
会場 日本基督教団 神戸聖愛教会 〒651-0092 神戸市中央区生田町 1-1-27
 https://www.kobeseiai.org/blank
全席自由 前売 2000 円/当日 2500 円/中高生 1000 円
[小学生以下無料/母子室はありません]
出演
信木美穂(絵・詩・朗読)
富田牧子(チェロ)
原田靖子(ポジティフオルガン・リードオルガン)
木田いずみ(ソプラノ)

詳細: https://mihoproject.wordpress.com/
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(複数のMLへの報告)
午前は雨でしたが昼ごろから雨があがりました。
わたしは都合で夜の部を聴きました。
開始前に司会者から「きょうは祈りのコンサートなので途中の拍手はされないように」とのおねがいがあり,静かに聴けたのはよかったです。
オルガニストはリードオルガンとポジティフオルガンを使い分け,ソプラノ,チェロも深い祈りを感じさせる演奏でした。正面のスクリーン上部には信木さんの詩画集「ひまわりの丘」の絵が映され,その下には,ソプラノの歌がドイツ語やラテン語のときは日本語訳が,信木さんの詩の朗読のときは英訳が映されました。
信木さんの詩はやさしいことばで,子どもの心への深い共感的理解によって書かれているとおもいました。子どものかわりになって,また森の生き物のかわりになって訴えています。すでに内容は知っていましたが,あらためて心をうつものでした。これを初めて聴いた人の心に深くひびくことを祈ります。
えらそうなことをいうようですが,「祈りの本質は行動の準備である」と,わたしは考えています。もしかしたら長い時間をかける祈りというものはあるでしょうが,それでも行動を準備するところに祈りの本質があり,意味があるとおもいます。その「行動」がなんであるかは広く考えることができるでしょう。街頭に出て声をあげることもそうでしょうし,ひとりでコツコツと調査,研究,学習にとりくむことも行動のひとつといえます。「原発」や「放射能」というコトバを聴くと身構えるような人がまだまだ多いなかで,このコンサートは深い説得力のあるものになったと期待します。
受付の人に聞くと,昼の部は240人あまり,夜の部は153人の入場者があったそうです。合計390人をこえ,ほぼ満席だったといえます。信木美穂さん,ミホプロジェクトのみなさま,ありがとうございました。おつかれさまでした。
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記事のアドレス http://starsdialog.blog.jp/archives/78661591.html