(京都・放射能市民測定所 ML より転載)
◆二回講演・三田医師&木下黄太トーク「被曝影響と放射能防御」◆
 
「美味しんぼ」騒動、増え続ける福島の子どもの甲状腺ガン、そして今回の大飯原発運転停止判決。変化が始まった今、私たちが認識すべきことは?


 登壇者
  ・三田茂医師(岡山市 三田医院)
  ・木下黄太 (放射能防御プロジェクト)


東京で首都圏のお子さんたち 1000 人以上の甲状腺や血液検査を続けてきた、小平市の三田医院: 三田茂医師に、現在なにが起きているのかという実状を報告して頂きます。
 三田医師は 2014 年 3 月 20 日で都内での診療を終え、4 月からは移住先の岡山で開院されています。

こうした最前線に立つ医師がどのような状況と認識しているのかをまず報告し、更にそれを踏まえて、木下黄太とトークセッションを行い、噛み砕いていろんな話を伝えていきたいと思います。

2月の東京での開催に続き、6 月土日連続で京都開催となりました。
被曝による健康被害を憂慮する皆様に、実際に役に立つ会になると思います。

 
【土曜夜講演】 2014年 6 月 21 日(土曜)夜
  開場 18:00
 開演 18:30~19:30 三田医師による報告、木下氏とのトークセッション
  <休憩>
  再開 19:40~20:30 トークセッションと質疑応答
 参加費 1000 円(こくちーず申込の場合) 当日 1200 円
 定員 270 席(固定席&椅子席)
 場所 ひと・まち交流館 京都
 申込&詳細⇒ http://kokucheese.com/event/index/177741/


【日曜朝講演】 2014 年 6 月 22 日(日曜)
  開場 09:10
 開演 09:40~10:40 三田医師による報告、木下氏とのトークセッション
    <休憩> 
  再開 10:50~11:40 トークセッションと質疑応答
 参加費 1000 円 (こくちーず申込の場合) 当日 1200 円
 定員 230 席(固定席のみ)
 場所 ひと・まち交流館 京都
 申込&詳細⇒ http://kokucheese.com/event/index/177500/
 ★こくちーずから申込み(予約)をされたかたは、当日受付け(こくちーずの列)でお名前(氏名)をお申し出のうえ、料金をお支払いください。

 

【首都圏在住時に三田先生にかかっていた避難者からのコメント】

三田先生には私もかかりました。
原発事故後こどもの微妙な体調の変化を感じ取り、それまでのかかりつけのお医者さんに放射能への心配を伝えても、「心配ないですよ」という言葉しか返ってこなくて、本当に困りました。

一年ほどたって 2012 年 3 月にはじめて三田医院にいったときは本当に安心しました。
待合室には早川地図がはってあり、周辺の放射能測定値がはってあり、「砂場には注意」とか「雨には注意」とかいろいろはってありました。

先生は白血球分画検査という原発作業員の方たちがひばくの程度を確認するためにされている検査をほかの何人かのお医者さんとほぼ同時にはじめてくださいました。甲状腺の機械もお持ちで、週末は研修に通いながらもエコーもしてくださいました。

「心配するのは当然だ」という立場で、母親と一緒に考えていこうという姿勢であれこれ話してくれました。
私がはじめていったときは、「清掃工場は 100 メートルの煙突だと 1 キロのところに。150 メートルの煙突だと 1.5 キロのところに多く落ちるといわれているんですよ」と図まで書いて説明してくれました。(当時はまだそんなには混んでいなかったので) 

「今のところは白血球の異常は東葛から多くでている」とか、先生の口からきくこんなちょっとした言葉が貴重で、三田先生のところにいったら先生はなんてお話をされていたか、母親同士で情報交換したりもしていました。
評判は評判を呼び、どんどんかかる人は増えていったわけです。うちは片道約二時間の道を通いました。みんなそんな感じで首都圏中からかかっていたようです。1500人~2000人のカルテがあるということですが、そんな人たちのカルテということになります。

避難してきてから、どのお医者さんにかかっても違和感があったりするのは、きっと三田先生がよすぎたんだろうなと自分では思っています。
なので本当はひばく検診・避難者検診をされようとするお医者さんにも聞きに来てほしいです。(むずかしいでしょうけれど)

ピープルズニュース
じわじわ進行する内部被ばくを黙殺する
巧妙な安全キャンペーン
http://www.jimmin.com/htmldoc/151101.htm
こちらの川根先生インタビューの中には、三田先生は報道ステーションの取材も受けられたけれども、報道されなかった話ものっています。


「ママレボ編集長通信 No.6」 
~三田医院の三田茂院長に聞く~ 
子どもの血液検査結果から見えてきたこと 関東全域の子どもたちに血液検査を!
http://momsrevo.blogspot.jp/2013/09/no6.html 
 

記事のアドレス http://starsdialog.blog.jp/archives/7421372.html