子どもの権利条約フォーラム 2016 in 関西
http://kodomonokenrikansai.wixsite.com/network
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記事のアドレス http://starsdialog.blog.jp/archives/67923821.html

 
(参加報告)
子どもの権利条約は被災者の権利と切り離せないものです。
第 2 日のみ参加してきました。阪急千里線「北千里」駅から,果物でいえば完熟状態の黄葉の高木の道をのぼり,住宅地を抜けたところに千里金蘭大学があります。街路樹では冬鳥が元気にさえずっていました。
千里金蘭大学
http://www.kinran.ac.jp/

午前に 12,午後に 13,計 25 の分科会があり,わたしは午前に「国連子どもの権利委員会第 4 回審査に向けて」という分科会に参加しました。(第 4 回審査というのは日本政府が受ける審査のことです。)

講師は平野裕二さんでした。内容はとても勉強になりました。国連・子どもの権利委員会の一般的意見を全部日本語訳されているようです。(最新のものは現在翻訳中だそうです。)ご承知のように「一般的意見」は委員会の全員一致の公式見解です。

国連の重要なシステムに国別の定期報告書の提出と審査がありますが,当事国政府が希望すれば「簡略手続き」といって,定期報告書を省略する方法も増えてきているそうです。これは社会権委員会や自由権委員会をふくむ,人権条約全体に共通するそうです。
(参考サイト)
ARC 平野裕二の子どもの権利・国際情報サイト
http://www26.atwiki.jp/childrights/

午後は「グリーフ・ケアってなあに?〜離別・死別のケアワーク体験」という分科会に,おそるおそる参加してきました。お絵かきや,ビーズの飾りをつくったり,絵本や遊び道具を用意して,子どもが安心できる場所をつくり,そのなかで子どもが話せる環境をつくる,というものでした。これはおとなのグリーフ・ケアにも応用できるかも?
(参考サイト)
カウンセリンングスペース 『リヴ』(大阪)
http://www.space-liv.net/

来年は 12 月 2, 3 日に長野で開催されます。