星の対話プロジェクトに紹介されていた本
『あの日 起きたこと』 東日本大震災ストーリー 311 (角川つばさ文庫)
http://starsdialog.blog.jp/archives/55323590.html
に関連して、似たような本を何冊かご紹介します。
もしまだご存知なければ、わかりやすく読みやすいものばかりですので
小さなお子様から大人までご一緒にどうぞ。
東日本大震災、福島の原発事故に遭った人々の実態の理解が少しでも
深まることでしょう。 
 

★ 『あの日起きたこと』 のマンガ版 (こちらが先のようです)
 『ストーリー311 漫画で描き残す東日本大震災』

  ↓ 3年後を描いています
 『ストーリー311 あれから3年 漫画で描き残す東日本大震災』
   登場人物は一部同じで、被災地の3年後の人々が描かれています。

漫画版は、1話8ページで簡潔に語られています。でも状況や気持ちは伝わってきます。
それぞれの話の後に、作者の漫画家からの後書きがありそれも良いです。
印税等を被災地に寄付してくださるようです。
http://www.story311.com/

 
★こちらも漫画ですが
 『ふくしまノート①』 『ふくしまノート②』 井上きみどり 著
 作者も仙台出身で被災しています。その大変な中福島の普通の人々を
取材して書き上げてくれました。絵がほんわかした雰囲気で私は好きです。
『ストーリー 311』 よりも一つ一つの話が詳しく、本が苦手な小学生や中学生も
福島の状況、人々の苦労、努力を知るのに役立つと思います。入口としてですが。

http://www.takeshobo.co.jp/book_d/shohin/5106201

http://sukupara.jp/plus/mag_top.php?manga_id=37

 
★絵本
 『ほうれんそうは ないています』 長谷川義史 絵 鎌田 實 文
 子どもたちに大人気の絵本作家が、福島原発事故で放射能に
汚染されたほうれんそうの、農産物の、農家の悲しみを描きました。
文は作家・医師の 鎌田實さんです。
http://www.ehonnavi.net/ehon/98360/%E3%81%BB%E3%81%86%E3%82%8C%E3%82%93%E3%81%9D%E3%81%86%E3%81%AF%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99/

 
 『希望の牧場』 森 絵都 作 吉田 尚令 絵
 ご存知の方もいるでしょう、警戒区域で牛を飼い続けている方、牧場があります。
そのことを静かに語ってくれます。この絵本の売り上げは一部牧場に寄付されるようです。
http://www.ehonnavi.net/ehon/104746/%E5%B8%8C%E6%9C%9B%E3%81%AE%E7%89%A7%E5%A0%B4/

 
上記2冊の絵本は、絵本としては色合いも少し暗く内容も重苦しく子供向きではないかもしれません。
けれども、幼い子どもにも原発事故によってこんな大変なことが起きたのだ、今も
続いているのだということが伝わると思います。読み聞かせる大人と子どもの間で
このことについて言葉が交わされることを期待します。

この2冊の絵本の絵をかいてくださっ たお二人は、「子ども脱被ばく裁判」応援のための
カレンダーの絵も快く描いてくださいました。(カレンダーはもう売り切れ?)

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(3月19日追加)
ストーリー 311 ブログ  (2016年3月8日)
ストーリー 311、ついに英語版第 1 弾、第 2 弾をリリース!
絶版となっていた日本語版第1弾も電子版で販売再開!
http://story311.blogspot.jp/2016/03/311121.html?m=1
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(3月19日追加)
講談社 KC コミックプラス
『デイジー ~3.11女子高生たちの選択~』既刊一覧
http://kc.kodansha.co.jp/title?code=1000006195
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記事のアドレス http://starsdialog.blog.jp/archives/56846728.html