災害避難者の人権ネットワーク

Network for Human Rights of Disaster Evacuees  

2014年07月

『どんぐりの森から』――原発のない世界を求めて

3.11 以後,福島を中心とする地域で被曝しながら生きることを余儀なくされた多くの人たちが切実な思いを言葉にし続けている。著者もそのひとりである。
著者は,福島の森をみずから開墾し,小さな喫茶店を営みながら,自然と寄り添い生きてきた。また,チェルノブィリ以後,脱原発の運動も長く続けてきた。
本書は,そんな彼女が発信しつづけた講演会や集会での発言をまとめたものである。あくまでも穏やかに紡いでいく言葉は,多くの感動と反響を呼び起こしている。現在の困難に立ち向かっている多くの人の励ましとなればさいわいである。 (「福島原発告訴団関西支部から」第 10 号より)


『どんぐりの森から』――原発のない世界を求めて
武藤類子著
緑風出版
http://www.ryokufu.com/isbn978-4-8461-1407-7n.html
四六判並製,212 ページ
2014 年 5 月刊
定価 1700 円
ISBN978-4-8461-1407-7



記事のアドレス http://starsdialog.blog.jp/archives/10486347.html

発行:福島原発告訴団


目次
はじめに
福島県の市町村地図
第 1 章 「ブックレット出版記念,メディア懇談会」より
 「言う人も言わない人も心は一つ」
 「体験を語りついでいくこと」
 「怒りを友として生きる」
 「被ばくの世界で,どう生きるか」
第 2 章 「被害者証言集会これでも罪を問えないのですか」より
 「福島の生産者としての苦悩」
 「避難者一人ひとりに誠意ある生活支援を」
 「メディアが報道しないもう一つの深刻な問題」
 「放射能測定室『たらちね』から今を見つめて」
 「私たちはこれ以上,切り捨てられたくない」
 「除染労働に携わって」
 「分断された福島の人々を一つに戻して欲しい」
 「『大丈夫』かどうかは自分で判断したい」
 「口に出せない不安の中で」
 「どれだけの苦しみを皆が味わってきたのだろう」
おわりに
福島原発告訴団の歩み


B5 判,60 ページ,頒価 300 円(別途送料 82 円)
一般の書店では取り扱っておりません。
福島原発告訴団関西支部へご注文ください。
京都市左京区田中里ノ前町 21 石川ビル 305 NPO 法人市民環境研究所気付
http://blog.goo.ne.jp/543142011/c/a331e615b558982764566dc741a0426e
pie@zpost.plala.or.jp

YouTube
20140301 UPLAN 福島原発事故から3年 これでも罪を問えないのですか 被害者証言集会
http://www.youtube.com/watch?v=x4n14TcK79U


記事のアドレス http://starsdialog.blog.jp/archives/10485962.html


『国連グローバー勧告』
副題: 福島第一原発事故後の住民の「健康に対する権利」の保障と課題

ヒューマンライツ・ナウ編
http://hrn.or.jp/activity/project/cat11/shinsai-pj/hrn-8/


福島第一原発事故による,放射能汚染と健康被害への影響について,国連特別報告者が日本政府に勧告した報告書全文と解説の書。
今後の放射能問題についてのガイドライン


● もくじ
第 1 部 国連グローバー勧告(全文)
第 2 部 国連グローバー勧告を理解するために
① 年間 1 ミリシーベルトを基準とした住民の権利保障への転換を
   伊藤和子 (弁護士,ヒューマンライツ・ナウ事務局長)
② 科学的証拠に支えられた年間限度線量 1 ミリシーベルト以下
   崎山比早子 (元放射線医学総合研究所主任研究官)
③ 福島原発事故・住民の「健康に対する権利」がどのくらい保障されているか ―― 国連憲章・国際法を通して考える日本政府の対応
   木田光一 (福島県医師会副会長)
④ 原子力規制委員会の限界と,放射能追加放出のリスク
   吉岡 斉 (九州大学教授)
⑤ 東京電力原発事故・影響地域住民の「健康に対する権利」がどのように侵害されているか
   岩田 渉 (市民科学者国際会議理事長)
⑥ 国連グローバー勧告と日本政府の反応の背景
   影浦 峡 (東京大学大学院教育学研究科教授)

巻末資料
国連グローバー勧告に対する日本政府の回答・およびこれに対する日本の NGO・専門家からのコメント
国連グローバー勧告に対する日本政府の訂正案・およびこれに対する日本の NGO・専門家からのコメント


A5 判,並製,約 200 ページ,定価=本体 2400 円+税
合同出版株式会社
http://www.godo-shuppan.co.jp/index.php
(2014 年 8 月中旬発行予定)


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参考リンク集(報道・映像)
http://starsdialog.blog.jp/archives/4535070.html
参考リンク集(書籍・資料)
http://starsdialog.blog.jp/archives/4222987.html
 
 
記事のアドレス http://starsdialog.blog.jp/archives/10305685.html
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誰かお願いです!
私たちの話を
聞いて下さい!
子どもの訴えを
無視しないで下さい!
今ある現状を
忘れないで下さい!
死ぬほど苦しんでいる
人がいるのを
忘れないで下さい!
 「今伝えたいこと(仮)」作品中の高校生の言葉より


日時 9 月 27 日(土)午後 2 時~5 時
場所 クロスパル高槻 第 6 会議室
 (高槻市立総合市民交流センター) JR 高槻駅南東すぐ

お話 渡部 (わたのべ) 義弘先生 (相馬高校放送局顧問)

上映予定作品
* みなみ風ふく日 若松丈太郎作,生徒朗読
* (non) fiction 音声ドラマ
* 演劇 「今 伝えたいこと(仮)」
* 映像ドキュメント 「つなみのあと」 2011 年撮影
* 映像ドキュメント 「Girl's Life in Soma」
* 映像ドキュメント 「相馬高校から未来へ」
 (2013 年 NHK 全国高校放送コンテスト,テレビドキュメント部門優勝作品)
* 2014 年最新ドキュメント 「ちゃんと伝える」


今夏の関西の保養キャンプ報告
府立三島高校弦楽部によるミニコンサート


資料代 800 円(避難者および学生 500 円,高校生以下無料)

主催: 「相馬高校 DVD 上映と講演会」実行委員会
問い合わせ先: たかつき保養キャンプ・プロジェクト
hoyou_takatuki@yahoo.co.jp 080-5638-4638(事務局 松野尾)


ブログに紹介記事が掲載されました。(9月4日)
http://takatsukicamp.blog.fc2.com/blog-entry-25.html



記事のアドレス http://starsdialog.blog.jp/archives/10304910.html

(CML より) 
前田 朗です。
7月24日

国際自由権規約(市民的政治的権利に関する国際規約)に基づく人権委員会(国際自由権委員会)による日本政府への勧告が公表されました。
http://tbinternet.ohchr.org/_layouts/treatybodyexternal/Download.aspx?symbolno=CCPR%2fC%2fJPN%2fCO%2f6&Lang=en

http://tbinternet.ohchr.org/_layouts/treatybodyexternal/SessionDetails1.aspx?SessionID=626&Lang=en

http://www.ohchr.org/EN/HRBodies/CCPR/Pages/CCPRIndex.aspx

時事通信
ヘイトスピーチ処罰を=慰安婦問題、国家責任認めよ-国連対日勧告
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014072400979


記事のアドレス http://starsdialog.blog.jp/archives/10259363.html

インドのナレンドラ・モディ首相が、8 月末に来日し、9 月 1 日に安倍首相と会談する予定です。

インドは IAEA 査察に関する追加議定書の批准を決定するなど、原発の輸入促進を図ろうとしています。日印原子力協定の締結に向けた動きが強まっています。

インドでは 3 カ所で、東芝・日立・三菱が関与する原発建設計画があります。

インドの反原発運動は、1 月 26 日の安倍首相来印時に、全国的な日印原子力協定反対キャンペーンを展開しました。

この運動を担った CNDP (核廃絶と平和のための連合)のクマール・スンダーラム氏をお迎えして「原発輸出反対国際連帯シンポジウム」を開催します。

【東京】 7 月 31 日 (木) 18:30~20:30
中央区京橋区民館 1 号室
(地下鉄銀座線 京橋駅 A6 出口 2 分 室町から 2 分) 参加費 500 円


【大阪】 8 月 1 日 (金) 18:30~21:00
エルおおさか 708 (京阪・地下鉄天満橋駅西へ徒歩 5 分)参加費 500 円

*大阪で、シンポジウム Part Ⅱ もあります。8 月 3 日 (日) 9:45-12:30
ドーンセンター・セミナー室 2 (京阪・地下鉄天満橋駅東へ徒歩 5 分)参加費 1000


主催:コトパンジャン・ダム被害者住民を支援する会
協力:ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン

ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン
560-0082 豊中市新千里東町 2-4-D3-1106
sdaisuke@rice.ocn.ne.jp
http://japan.nonukesasiaforum.org/
https://www.facebook.com/nnafjapan


記事のアドレス http://starsdialog.blog.jp/archives/10038538.html

(たろじいのブログ 2013.9.26)

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まるで隠れキリシタン? 放射能「楽観派」と闘う母親たち
http://dot.asahi.com/news/domestic/2013092500036.html


記事のアドレス http://starsdialog.blog.jp/archives/10002016.html

(たろじいのブログ 2013.10.5)

「福島原発事故 県民健康調査の闇」

誰のための,
何のための,
調査なのか (本書カバー帯より)


未曾有の原発事故により放出された大量の放射能。住民の健康への影響を調べる福島県の調査の裏で,専門家,行政担当者たちは一体,何をしていたのか。秘密裏に会議を繰り返し,事前に調査結果に対する評価をすりあわせ,議事録までも改竄――。一人の記者が “闇” に立ち向かい,調査報道でその実態を明らかにする。 (カバーより)

目次

プロローグ
1. 取材開始
2. 県民健康管理調査とは
3. 秘密会
4. 甲状腺がん,見つかる
5. シナリオ
6. 何を決めていたのか
7. 改竄された議事録
8. 甲状腺検査
9. 批判
10. 原子力規制委員会
11. 直接インタビュー
エピローグ


(たろじいのコメント)

まだ記憶にあたらしい福島県の陰湿な情報工作事件を追い,報道にこぎつける一連のうごきが書かれている。しかしこの事件は,決して福島県だけで一時的に起きた問題ではなく,コリン・コバヤシの「国際原子力ロビーの犯罪 チェルノブイリからフクシマへ」をあわせてよめば,それらの流れが一体のものであることが納得できるだろう。

「国際原子力ロビーの犯罪」(コリン・コバヤシ著)
http://pub.ne.jp/tarojii/?entry_id=5066975

著者の名は毎日新聞の署名記事で見おぼえがあり,公正な記事を書こうと努力されている印象があった。
この時期に,毎日新聞の現役記者がよくここまで書けたとおもうし,上司の支持があったとのことに,読者として安心感もある。
おそらく,今後,相当な圧力があるとおもうが,沖縄密約報道で西山太吉記者を辞職に追いこんだ歴史の汚点をくりかえしてはならない。それは毎日新聞にとって自滅行為になることは,会社幹部もよくわかっているはずだ。

著者略歴
日野行介 (ひの こうすけ)
1975 年生まれ。九州大学法学部卒,毎日新聞社入社後,大津支局,福井支局敦賀駐在,大阪社会部,科学環境部を経て東京社会部。
大阪社会部では司法担当が長く,和歌山県談合・汚職事件,薬害イレッサ訴訟や泉南アスベスト訴訟,郵便不正事件などを取材。敦賀駐在や科学環境部では原発を中心に取材した。 (同書より)

「福島原発事故 県民健康調査の闇」 岩波新書新赤版 1442
2013 年 9 月 20 日 第 1 刷発行
ISBN978-4-00-431442-4
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/



記事のアドレス http://starsdialog.blog.jp/archives/10001936.html

(たろじいのブログ 2013.10.6)

原発賠償関西原告団・弁護団声明
~「ふつうの暮らし、避難の権利、つかもう安心の未来」~

2013 年 9 月 17 日

原発賠償関西原告団代表
  森松 明希子
原発賠償関西弁護団代表
  金子 武嗣


 本日、福島第 1 原発事故により関西に避難してきた被災者 80 名 (27 世帯) が、国及び東京電力に対して、損害賠償請求訴訟を大阪地裁に提訴しました。
 この裁判の目的は、福島第 1 原発事故によって被災したすべての人たちが、事故前の「ふつうの暮らし」を取り戻すために、国及び東京電力の「責任」を明らかにし、「個人の尊厳」を回復することです。

 本件事故は、2 年 6 カ月を経過した現時点においても、収束の目途すら立たず、福島県からの避難者だけでも 15 万人を超え、福島県以外からの避難者も加えれば、さらに多くの人たちが放射能被曝から避難することを余儀なくされています。
 また放射能汚染地域に滞在する人達は、日々放射能被曝による健康被害の不安の中での生活を強いられています。とりわけ、放射能に脆弱な子どもたちは、避難元においては、従前のような自然と触れあいながらの生活を奪われ、外で遊ぶことも制限されるなど被曝を意識しながらの行動を強制され、避難に伴っては、多感な時期に、多くの友人や恩師、母子避難では父親との離別を強いられています。

 日本国憲法は、すべての国民が「恐怖と欠乏から免れ、平和のうちに生存する権利」を有することを確認し、個人の尊厳を基本理念として、幸福追求権、生存権を始めとする人権を保障し、国はこれを実現する責務を負っています。
 昨年 6 月、子ども被災者支援法が成立しました。しかし、1 年 2 カ月以上経過した現時点においても、この法律を具体化するための基本方針が策定されず、ようやく基本方針案が提案されましたが、被災者の意見を十分に反映されたものとは到底言えません。

 私たちは、この裁判を通じて、放射能被曝から「避難する権利」を確立し、避難した人も、残った人も、また帰還した人も、みんな同じように、本件事故前の「ふつうの暮らし」を取り戻し、「個人の尊厳」が回復される必要かつ十分な支援策が実施されることを裁判所そして社会に訴えかけます。私たちの裁判に対しる市民の皆さんの温かいご支援をお願いします。

以上



記事のアドレス http://starsdialog.blog.jp/archives/10001861.html

(たろじいのブログ 2013.10.14)

3.11 という歴史的苦難に際して,新聞はなぜ無力だったのか。その裏側には,ジャーナリズムの欠落という,
日本の新聞が抱える根源的な問題があった。ニューヨーク・タイムズ東京支局長が明らかにする「新聞不信」の真実! (カバーより)

(たろじいのコメント)

著者は,日本特有の「記者クラブ」制度が,社会にとっても,報道機関にとっても,いかに弊害のあるものかを,ずばりと指摘している。
日本語と中国語ができ,日本での取材歴 12 年という著者だからこそ,発表記事や表面的な動きだけでは見えない矛盾をきちんと直視できたのだろう。

記者クラブでは,会員でない報道機関は記者会見への出席はほとんどできないし,オブザーバー出席ができても質問ができない。外国の報道機関や,雑誌,フリージャーナリストは基本的に排除される。

権力と報道の癒着を象徴する事件はいくつもあるが,北沢俊美元防衛大臣の 74 歳の誕生日を祝うパーティを,防衛省記者クラブが企画し,東京のイタリアン・カフェで約 50 人が参加した事例がある。産経新聞はこれを当然のことのように記事にしたのである。氷山の一角なのではないか。癒着というよりは報道の腐敗というのが正確だろう。著者の見方はまったく正しい。

著者は日本の新聞を批判するために書いたわけではなく,今後の新聞のビジネスモデルについても豊富な示唆を提供している。

ひとつ注目したいのは,「地方紙こそ英語版の充実した(ウェブ)記事を発信すべきだ」という提言 (p.204) である。

地方紙の記者たちが地元に住む自分たちの問題と思っていたものが,実は世界の関心事にもなりうる。メディアのグローバル化は,大きなニュースばかりがもてはやされるのではなく,これまで埋もれてしまっていた小さくとも良質なニュースが世界にひろがる可能性も秘めている。
これはいわゆるビジネスとしてメディアだけではなく,さまざまな社会活動においても,インターネットにおける英語(外国語)での発信が,その活動を大きくひろげることにも通じるだろう。
 

著者紹介
マーティン・ファクラー (Martin Fackler)
1966 年アメリカ合衆国アイオワ州出身。ニューヨーク・タイムズ東京支局長,イリノイ大学でジャーナリズムの修士号,カリフォルニア大学バークレー校でも修士号を取得したのち,96 年からブルームバーグ東京支局,AP 通信社ニューヨーク本社,東京支局,北京支局,上海支局で記者として活躍。05 年,ニューヨーク・タイムズ東京支局記者,09 年 2 月より現職。12 年,3.11 にまつわる一連の報道に関わった自身を含む東京支局スタッフはピュリッツァー賞国際報道部門のファイナリスト(次点)に選出された。 (カバーより)


「本当のこと」を伝えない日本の新聞
双葉新書 044
2012 年 7 月 8 日 第 1 刷発行
著者 マーティン・ファクラー
発行所 株式会社双葉社
http://www.futabasha.co.jp/
定価 800 円+税
ISBN978-4-575-15394-1



記事のアドレス http://starsdialog.blog.jp/archives/10001781.html

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